★ 腹 が 減 っ て は 戦 は 出 来 ぬ
ニーハオ!(イ尓好)
この言葉日本人でさえも知ってるほど有名な中国語の挨拶ですよね?
実際に中国で仕事・生活しているとこの挨拶は非常に普遍的で、いつ・どこでも、
誰に対しても使える便利な言葉です。
ただ、各地の方言の挨拶となるとこの”ニーハオ”は全くといっていいほど使われていません。
それが何故だが皆さん知っておられるでしょうか?
中国は何千年も昔から現在に至るまで、いつも食糧難におちいってきました。
食べる物がない、食べたくてもお金がなくて食べれない、戦乱で略奪にあったり、
日々ものが食べれるかが非常に重要だったのです。
人はものを食べなければ必然的に死の道をたどります。その為、
あいさつとして
「ご飯食べた?」と相手に一番に聞くというのが自然と定着していったと言われています。
私が知ってる限りの方言をあげますと、
「イ尓食(0左)飯未(0阿)?【ねいせっじょーふぁんめいや】」(広東語)
「イ尓吃飽没?【りーじゃっばーむい】」(台湾語)
「イ尓飯吃ve la?【ねーあんちぇべーら】」(蘇州語)
「(イ奈)飯吃過了(0伐)【なーべーちぇっくーらば】」(上海語)
「イ尓吃過飯没(0阿)?【にーちゃーあふぁんもげ】」(湖南衡陽)
等があげられます。これを見る限り大体似通った表現が使われているのが分かると思います。
ちなみに北京の人はやたらに「ニーハオ」を使う傾向が多いようです。
北京も昔から相当貧しい地域なのですが(!?と思った方は某○栄の三国志で
公孫サンでゲームを始めて下さい・笑)、さすが明の時代から王朝の都が置かれていた
地域ですので政府官僚が使っている標準語を使うのが普遍的なのかもしれませんね。
(実はよく分からない・笑)
さて、本題ですが先にも言いましたように中国人は食事を非常に大事にします。
今も昔と相変わらず、貧しい人は貧しい、食べたくても食べれない人はたくさんいます。
日本のメディアでは中国の華やかな部分やくどいぐらいな北京八達嶺長城、
パンダしか伝えませんので(笑)、この国の食糧事情はあまり知られていないように思えます。
そんな彼らは、
メシ時になると非常にそわそわしだします(笑)
工場内のワーカーを見ているとそれが誰でも見てとれます。
仕事もなんのそのメシの時間が近づくにつれて作業の能率が非常に低下します。
「ああ、はやく休み時間にならないかなぁ」、「今日はどんな食事かなぁ」、「今日は奮発して外で食べようか
なぁ」等とワーカー同士でぺちゃくちゃ喋り始めます。もう、
頭の中はご飯のことでいっぱいです(笑)
生産管理をする上でこの時間帯が近づくと要注意なんです(笑)気持ちがどっかに(いやご飯にだけど)
いっているので、集中力が足らず不良が発生する可能性が高くなります。
もし、彼らにメシを食べさせないで(休憩時間に入らないまま)そのまま作業を延長して実行させると、
めちゃくちゃ機嫌が悪くなり、作業の効率はかなりダウンします。
問題が発生してメシを食う時間すらない!そんな状況でも彼らからするとメシとは関係ない早く食わせろ
ということになります。彼らからすればメシを食べれるかどうか、生きるか死ぬかの瀬戸際のような感じも
見受けられます。
中国人を理解する上でもこれは非常に大事なことで、これを理解していないで日本人の考え方をその
まま彼らに適用しようとすると見事に失敗します。ついでに嫌われます。
「日本人の鬼の子!」「やっぱり日本人はひどい奴だ!!」とかいふうに(笑)
たかが食事、されど食事。中国でビジネスをする上でもこの”食事”はキーワードとなります。一度一緒に
食事をすれば仲は深まりますし、今までよりもより協力的になってくれるでしょう。おごられたら、こちらも
次回おごる。これが礼儀です。
20/10/04' written by KEN
※これは旧Nunoismメルマガをそのまま抜粋した文章です
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