中国での現地採用のダークサイドを知ってください
中国では今多くの日本人が働いています。
日本ではリタイヤしてやりがいの無くなった技術者が
中国で第二のキャリアを踏み出したり、
若い人間が中国で中国語を生かし必死に働く、
日本から仕方なしに派遣されて駐在員として
若い中国のネーチャンに夢中になってたり
と色々な日本人がいます。
私は24歳から中国で働き出しました。
少しでも早く中国で働きながら中国語を磨きたい!
との思いで、2年近くを向こうで過ごしたわけでしたが、
最初は見えなかったことが見えるようになったり、理解して
いなかったことが理解できるようになりました。
我々のような留学後、現地にて採用される方は結構います。
でも、中国側で現地採用をもくろむ企業の考え方はほとんど
同じで「若くて中国語できる人間をずっと中国にいてもらおう」という思考。
(死ぬまで中国にいてくれるだろう、まじで考えてますよかなりの人が)
更に
安い値段(賃金)で済ませようというやり方で不当な扱いを受けます。
それだけでなく、仕事歴のないもしくは乏しい若い人間は
中国の労働ビザ(Zビザ)はとってもらえず、マルチビザ(Fビザ)で
不法労働という条件下で、日本での保険等のすっかりとした保障ももらえません。
(Zビザって取る為の条件が結構厳しいし、場合によっては自社を危険にさらすこともありえるんですよね)
土日を問わず働かなければならず、すけべな客の為にしょっちゅうカラオケ
に付き合わなければならず、ろくに寝れません。
ま、裏を返せばそれだけ日本じゃ体験できないことが若い年で体験できる
というメリットがありますよ。
でもいずれ日本に戻る事を考えている人であれば長くやるべき
じゃないんです。
長くやっても2、3年でやめるのが賢明かな、とは思います。
中国で長くなればなるほど、日本社会に復帰するのが難しいし
年金も保険も払っていない。
気がつくと30歳になって中国でのビジネス経験も豊富だ!
でも、日本の会社からすると「だからどうしたの、君はそんなすごいのかね?
○○って会社一体何それ??」
(大体我々が働いた会社なんてのは誰もが知らないようなとこおおいんです)
と面接官に思われたり言われたりしてしまうのがこの国の現状のようです。
どっちみち私のような若い人間が日本の技術者のように技術を身に
付けるのは正直無理です、はっきり言います。
彼ら級のレベルは何十年もやって初めてものになるもんなんです。
だから僕ら若い人間がやるのは「言葉(中国語)」を使ってローカルの
中国人との間にたって折衝をする、これになるんですよ。
そんな仕事をずっと続けて気がついたら30歳。
自分の財産として一体何が残ってるんだろう?
一生日本での生活を捨てて中国で暮らす!
という決意の方であれば問題ない。。。。
でもそうじゃない人間にとってはそれが気づくかどうか
は結構死活問題だと思うんですよね。
逆に日本の会社に入社して、日本から中国に派遣される
という立場だと、税金や保険等の保証もあり、
なんと言っても
現地採用ということで駐在している日本人やローカルの中国人から
「こいつ日本じゃ仕事がねーからこっちで働いてるんだ」という言葉には
表れないけれども、彼らの蔑んだ眼差しや言動
(例えその人の能力が彼らより数倍も優れていてもです。
しかも仕事上の障害となることが結構ある)
や
「こっちで急に病気になったらどうしよう?」とか「警察につかまったら
どうしよう?」という多大なる見えないプレッシャーに怯えることがなくなりますから。
これからも中国と仕事で関わっていくとは思いますが、
もう少し自分の将来を考えて、日本に足をひっかけたまま中国に
出かけようとするほうが賢明です。
特に留学終わってすぐ現地採用にて働こうとしている方、
ちょっと待ったしてみてください。
特に日本での職歴がない人。
経験者として言わせてもらいます。
はやる気持ちを抑えて頑張れば何年か後に中国へいける可能性も
高いです。
もちろん先を考えると今の中国経済はかなり危ない時期に
来ているとは思っています、だからこそ今行きたい!という想いもある
でしょう。
でも現地で何の保障もなしで働き、安い給料で暮らす、
何も自分を低くしてまで仕事をすることはありません。
もっと自分に自信を持ってまずは日本で頑張って欲しい、
そう思わずにはおれません。
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