「中国は勘違いしている」人々がそう思う理由
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国際社会において中国の露出が増えることの危険性
最近の中国と言えば、尖閣問題、劉暁波氏のノーベル平和賞受賞、反日デモ、レアアース、人民元レートなどがニュースとして取り上げられているが、いずれにおいても、中国政府の強硬姿勢が表面化しているのは見逃せない。
現に、そう、我々は、国際社会に対して横暴な態度を示す中国に脅威を感じ、この強硬姿勢を注視している。
かの国に、私たちはなぜ脅威を感じてしまうのか。
例えば、国家体制が一党独裁である。政治・行政・司法の三権が中国共産党のみで執り行われているからである。
例えば、各国の人々が自国の文化・制度を前提に中国を観察すると、あらゆる事実が人権侵害や人権蹂躙のように思えるからである。例えば、天安門事件で武力により言論制圧を行なうなど、人権微視の事実は枚挙に暇がない。
例えば、利益なき協調に非協力である。アフリカへの資源外交、日本との戦略的互恵関係など、協調関係の例は多数あるが、いずれも自国への利益誘導を念頭に置いた協調姿勢であって、中国は慈恵と対極の位置で活動し続けている。
中国とはそういう国、だから脅威なのである。我々は脅威のあまり、注視せざるを得ず、数々の横暴たる事実を見て、「中国は勘違いしている」と思うようになるのである。
その勘違いとは何か。
それは、広い国土、10億人を超える人口、経済力、軍事力等、中国が文字どおりの大国となり、国際社会を動かし、自信をつけたからであろう。人類への、社会への普遍的かつ積極的な貢献やリーダーシップを発揮しまいままに、大国としての威厳を振りかざすからであろう。都合の良し悪しによって、力を矮小化したり、強硬路線に転じたりするところであろう。
つまり、中国には、国際社会という他人から見た評価によって、分相応の立ち回りが求められているのである。
中国にとって、国民からの不満だけでなく、国際社会からも不満を向けられていることは、内憂外患とも言えるべき事態であり、ここにも中国の危うさが透けて見えるのである。かの国は、まだ、国際社会に大国として顔を出せるほどの状況にない、このように思われるのである。
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