「GDP世界第2位」が中国庶民の生活実態と見合っていない理由
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為替操作国家が作り出す国富民貧に気づかない中国国民
中国がGDP世界第2位に躍進──日本並びに中国政府が公表した2010年4-6月期の国内総生産GDP公表値によると、中国の1兆3400億ドルに対して日本は1兆2900億ドルとなり、中国が日本を抜き、世界第2位の経済大国となった。
2010.08.17 Tue posted at: 11:31 JST ロンドン(CNNMoney) 中国が日本を抜き、米国に次ぐ世界第2位の経済大国になろうとしている。日本の内閣府が16日に公表した2010年4―6月期の国内総生産(GDP)は1兆2900億ドル。これに対し、中国の公表値は1兆3400億ドルだった。
HSBC香港のエコノミスト、フレデリック・ニューマン氏は、今年中に中国が日本を追い抜き、世界第2位の大国になると予想する。
国際通貨基金(IMF)は、今年末には中国のGDPが5兆4000億ドル、日本のGDPが5兆3000億ドルに達すると予測している。
またJPモルガン東京のエコノミスト、ジェスパー・コール氏は、今後10年間の成長率は中国が8%、日本が1%程度になるとし、10年後には中国の経済規模が日本の2倍になると予想する。
実際、4―6月期のGDP成長率は、中国が10.3%、日本が0.4%と、大きな差がある。
中国経済は、貿易黒字が7月に287億ドルを記録するなど輸出に支えられる一方、大量の人口にも支えられている。これに対し日本は、記録的な円高で輸出が停滞する一方、高齢化や人口減少にも直面している。
景気減速の予兆も見られるとはいえ、中国は依然、先進諸国を上回るペースで成長している。いずれ米国を追い抜いて世界最大の経済大国になるとの予想もある。ただそれには少なくとも10年はかかりそうだ。
GDPとは国の経済規模を表すバロメーターであり、中国が日本を抜き、世界第二位の経済大国となることを報じたものである。これについて、中国の専門家は専門からしからぬ発言で無知の庶民を煙に巻こうとしている。
「中国の弱み」が見えれば道が開ける
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中国を知ることの重要性
連日、新聞紙上をにぎわす中国の名。
我々日本人は、少し、その勢いに臆しているのではないか。
ジャパン・アズ・ナンバーワン──世界に名をとどろかせた日本は、バブル崩壊以降、長期に渡って上昇気流に乗れていない。一方で、あの中国が活況を呈す。我々日本人は、焦りやもどかしさ、打つ手に乏しい現状に直面している。それを尻目に躍進する中国に我々は少々臆しているようにも感じる。
なぜ、臆するのか。それは、民主主義かつ資本経済の日本人にとって、同体制のアメリカが繁栄することは理解できるが、共産主義かつ市場開放経済の国家の後塵を拝すことを受け入れられるだけの教育を受けていないからである。
しかし、よく考えてみれば当たり前である。国土が広い、人口が多い。これは、企業に例えれば、経営資源の量的な差に等しい。そして、中国は第二次世界大戦により戦勝国のポジションからスタートした。経営資源の差だけでなく、アゲインストの風を受けることなく中国はスタートしたのである。
一方、日本は、経営資源が乏しいだけでなく、第二次世界大戦により戦敗国としてのポジションからスタートし、アゲインストの風を受けながら船出している。従って、むしろ、これまで中国が日本の後塵を拝していたことの方がおかしいのであって、戦後、60年たってようやく事態が正常化したとも言える。
世界第二位に躍進したGDP、世界のレアアースの95%を供給、外貨準備高世界一、北京オリンピック、上海万博など、連日、好調で勢いのある今の中国は、大国である国家でありながら、あまりにも遅い春なのである。
では、今の中国の躍進が当然のこととした場合、その危うさに目を向けると面白いことが見えてくる。